1/4

AzureGreen: Pentacle of the goat バフォメット

¥3,500 税込

残り1点

なら手数料無料で月々¥1,160から

別途送料がかかります。送料を確認する

Pentacle of the goat ヤギの五芒星ペンタクル・オブ・ザ・ゴート
西洋オカルティズムにおける「バフォメット」の象徴性と、魔術的な護符である「ペンタクル」の概念が融合した、非常に強力で複雑な意味を持つアイテムです。

「バフォメット」という名前は、14世紀のテンプル騎士団の異端審問で登場しましたが、具体的な図像が与えられたのは19世紀の魔術師エリファス・レヴィによってです。彼は、ヤギの頭、天使の翼、女性の胸などを持つ半人半獣の姿を、宇宙の二元性（光と闇、男性と女性、善と悪）を統合するシンボルとして描きました。この図像は、その後、サタニズム（悪魔主義）のシンボルとして広く認識されるようになりました。これは、サタン教会が、逆五芒星の中にバフォメットの頭部を配した紋章を公式シンボルとして採用したことが大きく影響しています。

五芒星は逆向き、つまり一点が下向きに描かれており、その中心にヤギの頭部が配されています。この逆五芒星は、伝統的な意味合いとは異なり、「物質が精神を支配する」状態や、悪魔的な力を象徴すると解釈されます。

円形のペンタクルの中に、力強い山羊の頭が描かれており、その額には逆五芒星が刻まれています。これは、バフォメットの持つ力を、儀式的な護符であるペンタクルの中に封じ込め、その力を増幅させるという意図を持っています。

このネックレスは、伝統的な宗教や社会規範に縛られず、個人の自由意志、自己の欲望、そして内なる力を肯定する精神を象徴しています。それは、既成概念への挑戦であり、ダークな美学と哲学を表現するアイテムです。

一方で、レヴィの本来の解釈に立ち返れば、これは宇宙の二元性を探求し、両極の力を統合する知恵を象徴するタリスマンでもあります。

現代において、この種のジュエリーは、ブラックメタルやゴシックファッションといったサブカルチャーの重要なアイテムとなっています。それは、単なるファッションではなく、個人のアイデンティティや、神秘的でダークな世界観を表現するための、力強い文化的シンボルです。

古代の神秘主義、近代の魔術、そして現代の反体制的なサブカルチャーの歴史を体現する、非常に深い文化的・精神的な意味を持つアイテムと言えるでしょう。

ピューター製、ブラックコード付き。

Fantasia／ファンタジア／カタカムナ