
EastGate: Bathomet バフォメット 光と闇 黒魔術の象徴
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バソメット Bathomet (FB1)
中世のテンプル騎士団の異端審問から、近代のオカルティズム、そして現代のゴシック文化に至るまで、多層的な意味を持つ、非常に複雑で象徴的なモチーフです。
元々は14世紀初頭、フランス王フィリップ4世がテンプル騎士団を壊滅させるために行った異端審問で登場したものです。騎士団員は拷問のもと、悪魔「バフォメット」を崇拝していたと自白させられました。しかし、この名前の由来は不明で、中世の誤った解釈や訛りから生まれたものと考えられています。この時点では、バフォメットには具体的な図像はありませんでした。
近代に入り、バフォメットに決定的な図像を与えたのは、19世紀フランスの魔術師エリファス・レヴィです。彼の著書『高等魔術の教理と儀式』において、彼はヤギの頭、天使の翼、女性の胸、そしてカドゥケウス(蛇の杖)を股間に持つ「メンデスの山羊」の姿を、宇宙の二元性(光と闇、男性と女性、善と悪)を統合する象徴として描きました。彼はこの図像を「バフォメット」と名付け、神秘主義的な概念の具現化であると主張しました。このレヴィの描いたバフォメットは、以降のオカルティズムや魔術の文化に絶大な影響を与えました。
特に、20世紀にアントン・ラヴェイが創設した「サタン教会」は、逆五芒星の中にバフォメットの頭部を描いたものを公式のシンボルとして採用しました。このため、バフォメットは悪魔主義(サタニズム)のシンボルとして広く認識されるようになり、反体制、自由意志、そして伝統的な道徳観への挑戦を象徴する存在となりました。
逆五芒星は、西洋魔術において「物質が精神を支配する」という意味合いや、悪魔のシンボルとして用いられることがあり、このペンダントが悪魔崇拝的な文脈で解釈されることが多い理由となっています。
権威への反逆、個性の尊重、そして神秘的でダークな美学を表現するための強力なシンボルとして着用されます。このペンダントは、歴史的な冤罪と魔術的な再解釈を経て、現代において、自己の内なる力や、既成概念に囚われない生き方を表現するための、多義的な文化的アイテムと言えるでしょう。
ペンダントにはチェーンが付いており、裏地付きの黒いベルベットのポーチに収められています。ピューター製。チェーン付。(T:4.5cm)
Fantasia/ファンタジア/カタカムナ
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