EastGate: Key of Solomon 着用者に魔術の力を授ける

キー・オブ・ソロモン Key of Solomon (FB6) ソロモンの鍵
「ソロモンの鍵」の歴史と伝説:
紀元前10世紀の古代イスラエル王ソロモンに帰せられる、魔術に関するグリモワール（魔術書）の総称です。最も有名なものは『ソロモン王の大きな鍵』（Clavicula Salomonis）や『レメゲトン』（Goetia）であり、これらは中世後期からルネサンス期にかけて成立したと考えられています。これらの書物には、天使や悪魔を召喚・使役するための呪文、儀式、護符の作り方などが詳細に記されており、西洋魔術の歴史において極めて重要な位置を占めています。

ソロモン王は神から授かった知恵と、この魔術の力によって、悪魔を使役してエルサレム神殿を建設したとされています。このネックレスのモチーフである「鍵」は、魔術の知識や秘められた力を「開く」鍵、あるいは霊的な世界への扉を開く鍵を象徴しています。

鍵の形: 鍵そのものが持つ象徴性は多岐にわたります。権威、秘密の解読、そして新たな始まりや機会の扉を開く力。このネックレスにおいては、魔術書「ソロモンの鍵」が持つ、隠された知識や、霊的な世界へのアクセス権を象徴していると考えられます。鍵の先端（ビット）は、十字架や複雑な図形を組み合わせた意匠となっており、これもまた伝統的な護符や紋章に見られる様式を踏襲しています。

現代においては、西洋魔術、オカルト、神秘主義、歴史、あるいはファンタジーといった分野に関心を持つ人々によって着用されます。それは、古代の知恵と力を現代に引き寄せ、個人の精神的な探求や、自己の内なる力を解き放つためのシンボルとして機能します。また、ゴシックやスチームパンクなどのファッションスタイルにおいても、歴史的背景と神秘性を兼ね備えたアイテムとして愛好されています。

単なる鍵の形をした装飾品ではなく、古代の魔術書にまつわる壮大な伝説、そして個人の秘められた可能性を解き放つ力を象徴する、文化的・精神的なアイテムと言えるでしょう。

ソロモン王のような強力なパワーを求め、自己を高めたいと願う、全ての魔術師のためのタリスマンです。
ピューター製。チェーン付。（T:4.2cm）




Fantasia／ファンタジア／カタカムナ