ALCHEMY GOTHIC: Hanging Cross Pressburg

The Hanging Cross Of Pressburg「プレッサーグの吊るされた十字架」
ハンギング・クロス・プレスバーグ　p566
十字架の象徴性:
十字架はキリスト教の最も重要なシンボルであり、イエス・キリストの犠牲、復活、そして救済を象徴します。信仰、希望、そして愛を表します。

「プレスブルク（Pressburg）」との関連:
プレスブルクは現在のスロバキアの首都ブラチスラヴァのドイツ語名です。この名称がペンダントに付されていることから、特定の歴史的な出来事、伝説、あるいはその地域で発展した芸術様式と関連している可能性があります。中世から近世にかけて、この地域はハプスブルク君主国の重要な都市であり、様々な文化が交錯しました。

「吊るされた（Hanging）」という表現:
単なる十字架ではなく、「吊るされた」という言葉が冠されていることは、以下のような意味合いを持つ可能性があります。

法と正義: 天秤のような要素は、正義、裁き、あるいは均衡を象徴することがあります。これが十字架と結びつくことで、神の裁きや、信仰に基づく正義の執行を暗示するかもしれません。

苦難と犠牲: 信仰のための苦難や犠牲、あるいは殉教といったテーマを表現している可能性もあります。

装飾的要素: 単純にデザイン上の特徴として、吊り下がった装飾が施されていることを指す場合もあります。

伝統文化的な意味合い:
このペンダントは、キリスト教の信仰と救済の象徴である十字架に、特定の歴史的・地域的な背景（プレスブルク）と、天秤のような正義や裁きの概念が融合したデザインと考えられます。ゴシック様式の装飾や、宝石の配置は、中世から近世のヨーロッパにおける宗教美術や宝飾品の美学を反映しているでしょう。

身につける人にとって、このペンダントは、信仰心、歴史への興味、あるいは正義やバランスを重んじる姿勢を表現するアクセサリーとなるでしょう。特定の物語や伝説にインスパイアされた、深い意味合いを持つアイテムと言えます。

素材：ピューター 
色：メタリック 
寸法:57×120mm 


Fantasia／ファンタジア／カタカムナ