Pepi: Talisman for Performers 雄弁さを確保する

Talisman for Performers タリスマン・フォー・パフォーマーズ
雄弁の護符。このタリスマンは「雄弁の印」の力により公の場での演説や行動を助けます。俳優、役者、教師などの職業の人や、大勢の前で何かを伝える必要のあるあらゆる立場の人々の役に立つことでしょう。
ブラックコード付。（T:3.1cm）

表面（画像1）: 中央には六芒星が描かれ、その内側と周囲には見慣れない記号や文字が配置されています。六芒星は、ソロモンの印章としても知られ、ユダヤ教神秘主義（カバラ）や西洋魔術において、宇宙の調和、相反する力の統合、そして魔除けの象徴として用いられてきました。周囲の記号や文字は、特定の天使、精霊、惑星、あるいは魔術的な意図と関連付けられている可能性があります。これらの記号を特定するには、魔術的な文献や記号学の知識が必要です。

裏面（画像2）: 中央には「Alpha et Omega」（ギリシャ文字の最初と最後の文字）が大きく記され、その周囲を十字で区切るように線が引かれています。区切られた各部分には、ヘブライ語やラテン語と思われる神名や天使名（例: Eloym, Agla, Adonay, Raphael, Michael, Gabriel など）が刻まれています。Alpha et Omegaは、キリスト教においては始まりと終わり、全能の神を象徴する言葉ですが、神秘主義的な文脈では、宇宙の根源や究極の力を表すこともあります。周囲の神名や天使名は、この護符にそれぞれの霊的な力を付与し、特定の目的を達成するための助けを求める意図が込められていると考えられます。

歴史伝統文化的意味合い:

このペンダントは、中世から近世にかけて発展した西洋魔術の伝統、特にグリモワール（魔術書）に記された護符の様式を受け継いでいる可能性が高いです。これらの護符は、特定の霊的な存在の力を借り、所持者に保護、幸運、知識、力などの恩恵をもたらすと信じられてきました。表裏のデザインと刻まれた文字から、宇宙の根源的な力と、それを司る様々な霊的な存在の力を統合し、身につける者に何らかの恩恵をもたらすことを意図した護符であると考えられます。具体的な意味合いや用途は、それぞれの記号や文字の解読によってさらに深く理解できるでしょう。


Fantasia／ファンタジア／カタカムナ